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90分でわかるWiMAX

「NETWORK WORLD 2006.2」

<WiMAXの概要>
・WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)とは、最大74.81Mbpsの通信速度で基地局あたり半径10キロメートル程度のエリアをカバーすることが可能な無線ブロードバンド技術である
・ADSLやFTTHに代わり、インターネットなどへのラストワンマイルのアクセス回線を提供する

・IEEE802.16-2004をベースとした固定通信(FWA : Fixed Wireless Access)向けのWiMAXと、IEEE802.16eをベースとしたモバイル通信向けの「Mobile WiMAX」の規格がある

・WiMAXは利用する電波の周波数帯が2M〜11MHzと比較的低いため、見通しがきかないビルの谷間や山間部でも通信が可能

・Mobile WiMAXは利用周波数帯は6GHz以下で、都市部のような障害物の多い場所で基地局あたり半径1.5キロメートル、郊外など見通しのよい場所なら半径5キロメートル程度のエリアをカバーする
・ハンドオーバーをサポートし、時速120キロメートルで移動するようなモバイル環境でも通信が可能である
・実効速度は約15Mbps程度になると言われている

・WiMAXは基地局の電波出力をやや大きくしたことにより、ビルの屋上など高い場所に設置した場合、広範なエリアに電波を届けやすい
・従来の無線LANの場合は通信距離が短いため、基地局をビルの屋上に設置すると地上まで電波が安定的に届かないケースが多い

<WiMAXを構成する無線通信技術>
・WiMAXのデータ変調方式のベースは無線LANと同じOFDMである
・MIMOを利用することで雑音による影響を抑え、通信距離を伸ばすことが可能になっている

・Mobile WiMAXでは変調方式にOFDMAを採用している

<WiMAXで変わる無線アプリケーション>
・無線LANのバックボーンとしてWiMAXを利用
・有線の敷設が困難な地域へのブロードバンドアクセスを提供
・事業所内程度の範囲であればハンドオーバーを気にしなくてもよいため、企業内ネットワークとして利用が可能
・移動体通信による遠隔医療にも期待

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<TDMA(Time Division Multiple Access : 時分割多重アクセス)>
・1つの周波数を短時間ずつ交代で複数の発信者で共有する方式
・第2世代の携帯電話方式であるPDCやGSMなどはTDMAを用いた技術である

<CDMA(Code Division Multiple Access : 符号分割多重アクセス)>
・複数の発信者の音声信号にそれぞれ異なる符号を乗算し、すべての音声信号を合成して1つの周波数を使って送る

<FDMA(Frequency Division Multiple Access : 周波数分割多重アクセス)>
・周波数帯域全体をいくつかの帯域に分割し、各帯域に個別のチャンネルを割り当て、複数の発信者が同時に通信を行なう方式
・第1世代の携帯電話方式はFDMAを用いた技術である

<BWA(Broadband Wireless Access)>
・10〜66GHzの周波数帯を使い、1台のアンテナで半径約50km(30マイル)をカバーし、最大で70Mbpsの通信が可能
・ただし、見通しのきく範囲でしか通信できない
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